不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/1/22

首都圏既存マンション、成約価格は8年連続の上昇

 (公財)東日本不動産流通機構(レインズ)は22日、2020年1年間および10~12月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同年の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3万5,825件(前年比6.0%減)と、2年ぶりに前年を下回った。都県別では、東京都が1万8,654件(同6.8%減)、埼玉県4,159件(同3.9%減)、千葉県4,245件(同7.4%減)、神奈川県8,767件(同4.5%減)と、すべての都県で前年を下回った。

 成約単価は、1平方メートル平均で55万1,700円(同3.2%増)と8年連続の上昇。成約物件価格も3,599万円(同4.6%増)と8年連続の上昇となった。成約物件の平均専有面積は65.24平方メートル(同1.3%拡大)と2年ぶりに拡大。平均築年数は21.99年(前年:21.64年)と経年化が進んでいる。新規登録件数は18万1,750件(前年比11.3%減)と2年連続で減少した。

 既存戸建住宅の成約件数は1万3,348件(同2.4%増)と、2年連続で前年を上回り、16年以来4年ぶりに過去最高を更新した。新築戸建住宅の成約件数は6,334件(同7.9%増)。

 10~12月期の首都圏中古(既存)マンション成約件数は9,789件(前年同期比11.8%増)。10~12月期としては、1990年5月の同機構発足以来最高の成約件数となった。地域別では、東京都5,037件(同8.8%増)、埼玉県1,113件(同11.5%増)、千葉県1,147件(同4.6%増)、神奈川県2,492件(同22.7%増)となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は56万7,300円(同4.1%上昇)。平均成約価格は3,712万円(同5.4%上昇)と、2012年10~12月期から33期連続で前年同期を上回った。新規登録件数は4万1,004件(同15.5%減)と2ケタ減となり、5四半期連続で前年同期を下回った。

 既存戸建ての成約件数は3,711件(同24.5%増)と大幅に増加し、10~12月期としては同機構発足以来最高となった。平均成約価格は3,256万円(同4.5%上昇)。

この記事の用語

レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

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