不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/30

三菱地所、インドネシアで大規模ツインタワー開発

「Oasis Central Sudirman」完成予想図

 三菱地所(株)は30日、インドネシアの首都ジャカルタ中心部の大規模複合開発事業「Oasis Central Sudirman」への参画を発表した。

 同国の公務員年金基金運用会社である国営企業PT Taspen(以下、Taspen社)の不動産子会社であるPT Taspen Properti Indonesiaとの共同事業。インドネシアで同社が手掛ける最大規模のプロジェクトとなる。2019年に設立した現地法人の三菱地所インドネシア社がプロジェクトマネジメント業務を受託して開発を主導する予定。

 同プロジェクトは、Taspen社本社ビルを含むエリア一帯の大規模再開発。開発地は幹線道路沿いで、敷地面積は約3万3,000平方メートル。A・Bの2棟構成で、A棟はオフィスとサービスアパートメント、商業施設で構成する地上75階地下3階建て。B棟は分譲住宅と商業施設で構成する地上65階地下3階建て。A棟が高さ約340m、B棟が高さ約200mのツインタワーとなる。

 延床面積は約30万7,000平方メートル、うちオフィス約10万8,000平方メートル、住宅8万4,000平方メートル、サービスアパートメント約3万1,000平方メートル、商業施設約3万平方メートル。貸付面積は約12万4,000平方メートル、分譲面積は約7万2,000平方メートル。総事業費は約521億円。

 着工は24年初旬、竣工は28年を予定している。

この記事の用語

サービスアパートメント

日常生活に必要な設備・サービスを備えた賃貸住宅。和製英語。家具、食器などが備えられているほか、リネン類の交換などのサービスが提供されることもある。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。