不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/7/12

首都圏既存マンション成約単価、14ヵ月連続で上昇

 (公財)東日本不動産流通機構は12日、2021年6月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,262件(前年同月比5.0%増)と、4ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都1,609件(同0.4%減)、埼玉県373件(同3.9%増)、千葉県439件(同14.0%増)、神奈川県841件(同12.4%増)。東京都が4ヵ月ぶりに減少に転じたが、埼玉県は6ヵ月連続、千葉県と神奈川県は4ヵ月連続での増加となった。

 1平方メートル当たりの成約単価は59万4,200円(同11.1%上昇)となり、14ヵ月連続で上昇、3ヵ月連続の2桁上昇と、価格上昇が加速している。平均成約価格は3,873万円(同9.4%)と、13ヵ月連続上昇となった。新規登録件数は1万3,049件(同19.2%減)、在庫件数は3万3,641件(同26.2%減)と、いずれも大きく減少した。

 既存戸建ての成約件数は1,329件(同15.2%増)と、12ヵ月連続で前年同期を上回り、6月としては1990年の同機構発足以来最多となった。平均成約価格は3,541万円(同18.2%上昇)と、8ヵ月連続で上昇した。

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