不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/10/11

首都圏既存マンション成約単価、17ヵ月連続で上昇

 (公財)東日本不動産流通機構は11日、2021年9月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,176件(前年同月比4.6%減)と3ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では、東京都1,610件(同6.0%減)、埼玉県390件(同0.8%増)、千葉県403件(同1.9%減)、神奈川県773件(同5.4%減)となった。

 1平方メートル当たりの成約単価は62万1,300円(同11.0%上昇)となり、17ヵ月連続で上昇。平均成約価格は3,985万円(同7.9%上昇)と、16ヵ月連続上昇となった。新規登録件数は1万3,637件(同7.0%減)、在庫件数は3万4,742件(同15.5%減)。

 既存戸建ての成約件数は1,225件(同5.0%減)と、2ヵ月連続で前年同期を下回った。平均成約価格は3,487万円(同9.8%上昇)と、11ヵ月連続で上昇した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。