不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/12/9

賃貸で高速インターネット環境のニーズが上位に

 アットホーム(株)は9日、「不動産のプロが選ぶ!『ウィズコロナ時代に人気の条件・設備』ランキング」を発表した。全国のアットホーム加盟店1,227店を対象に、賃貸・売買物件で求められている条件や設備について調査した。調査実施期間は9月2~9日。

 2020年4月までの“ビフォーコロナ”とそれ以降の“ウィズコロナ”に分けて、人気だった条件・設備について聞いたところ、賃貸は、ビフォーコロナでは、1位「無料のインターネット環境」(42%)、2位「宅配ボックス」(32%)、3位「スーパーやコンビニなど周辺設備が整っている」(30.5%)がトップ3に。ウィズコロナでは、1位「無料のインターネット環境」(38.5%)、2位「通信速度の速いインターネット環境」(35.9%)、3位「ワークスペースを確保できる間取り」(35.2%)であった。ウィズコロナではオンライン授業やテレワークを実施するための条件・設備が、ビフォーコロナと比較して人気となっている様子。

 購入は、ビフォーコロナでは、1位「南向き」(41.0%)、2位「リビングが広い」(31.0%)、3位「スーパーやコンビニなど周辺施設が整っている」(26.5%)。ウィズコロナでは、1位「ワークスペースを確保できる間取り」(35.1%)、「ワークスペースを確保できる広さ」(29.0%)、3位「宅配ボックス」(27.3%)の順に。オンライン授業やテレワークの増加に伴い、ワークスペースを確保できるかどかかが住まい選びのポイントになっていることがうかがえる結果となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。