(公財)不動産流通推進センターは20日、2021年11月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。
同月の新規登録件数は、39万8,228件(前年同月比4.8%増)と、3ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は4万5,451件(同2.7%減)と5ヵ月連続でマイナスに。総登録件数は86万2,294件(同4.2%増)と4ヵ月連続してプラスとなった。
売り物件は、新規登録件数が11万297件(同10.5%減)と20ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は1万5,896件(同7.2%減)と5ヵ月連続のマイナス。総登録件数は29万297件(同13.2%減)と17ヵ月連続のマイナスだった。
賃貸物件の新規登録件数は28万7,931件(同12.2%増)と19ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は2万9,555件(同0.1%減)と6ヵ月連続のマイナス。総登録件数は57万1,997件(同16.0%増)と18ヵ月連続でプラスとなった。
売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が8万1,651件(同7.9%減)。このうち、専属専任1万2,259件(同12.3%減)、専任媒介3万9,442件(同2.7%減)、一般媒介2万9,950件(同12.3%減)だった。成約報告では、媒介契約が1万3,509件(同4.8%減)。このうち、専属専任2,919件(同12.9%減)、専任媒介8,677件(同0.6%増)、一般媒介1,913件(同13.4%減)だった。
なお、売り主物件については、新規登録が2万7,355件(同17.3%減)、成約報告が2,336件(同17.7%減)となった。