不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/1/14

首都圏既存M成約件数、6ヵ月ぶりに前年比増

 (公財)東日本不動産流通機構は14日、2021年12月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,881件(前年同月比13.7%増)と大幅に増加。6ヵ月ぶりに前年同月を上回った。都県別では、東京都1,521件(同18.8%増)、埼玉県333件(同4.7%増)、千葉県348件(同19.6%増)、神奈川県679件(同5.4%増)。全都県で増加したことに加え、数の多い東京都が大幅に増加したことで、全体の増加につながった。東京都は7ヵ月ぶり、神奈川県は6ヵ月ぶり、埼玉県は2ヵ月ぶりに増加し、千葉県は2ヵ月連続の増加となった。

 1平方メートル当たりの成約単価は64万1,700円(同11.6%上昇)となり、20ヵ月連続の上昇。前月と比べても5%超上昇した。平均成約価格は4,116万円(同10.1%上昇)と、19ヵ月連続上昇。新規登録件数は1万3,111件(同8.1%増)と2ヵ月連続の増加。在庫件数は3万5,718件(同6.4%減)で、25ヵ月連続で減少した。

 既存戸建ての成約件数は、1,157件(同7.1%増)となり、5ヵ月ぶりに増加。12月としては1990年の同機構発足以来最多となった。平均成約価格は3,564万円(同2.9%上昇)となり、上昇が14ヵ月で続いている。

この記事の用語

レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。