不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/11/28

新築戸建て、神奈川県他で初の4,000万円台

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2022年10月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,488万円(前月比0.5%上昇)。エリア別では、東京23区6,742万円(同0.6%下落)、東京都下4,739万円(同0.2%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,180万円(同0.6%上昇)、神奈川県他4,028万円(同1.3%上昇)、埼玉県さいたま市4,395万円(同変動なし)、埼玉県他3,603万円(同0.8%上昇)、千葉県西部4,177万円(同1.1%上昇)、千葉県他3,152万円(同0.3%下落)となった。

 東京23区と千葉県他が下落となったものの、神奈川県他、千葉県西部が1%超の上昇となるなど全体的な上昇傾向が続いている。特に神奈川県他は13ヵ月連続で17年1月以降最高額を更新し、平均価格は初の4,000万円台となった。
 17年1月を100として算出した平均価格指数の推移は、東京23区、さいたま市、千葉県西部、千葉県他で120台となった。また前年差は、4エリアで2ケタ台。

 既存マンションの1戸当たり平均価格は3,863万円(同1.0%上昇)。エリア別では、東京23区4,909万円(同1.1%上昇)、東京都下3,112万円(同0.6%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,313万円(同1.4%上昇)、神奈川県他2,535万円(同1.2%上昇)、埼玉県さいたま市3,438万円(同1.8%上昇)、埼玉県他2,588万円(同1.1%上昇)、千葉県西部2,854万円(同1.3%上昇)、千葉県他1,971万円(同1.1%上昇)だった。

 東京都下を除く7エリアの上昇率が1%超となり、前月やや鈍化が見られた上昇傾向は再び顕著になった。中でも埼玉県他は16ヵ月連続で17年1月以降の最高値を更新した。
 平均価格指数の推移は、埼玉県他とさいたま市が140台となったほか、千葉県他も初めて130台となった。前年差は、8エリアとも2ケタ台となっている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。