国土交通省は9月29日、令和4年度第2次補正予算に基づき創設した「こどもエコすまい支援事業」の申請受付を終了した。同月28日時点で予約を含む補助金申請額が予算の100%に達したため。
同事業は、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行ない、50年カーボンニュートラルの実現を図るため、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等を支援するもの。当初予算は1,500億円だったが、予算総額に対する補助金申請額の割合が7月27日時点で82%に達したため、急遽予算額を209億3,500万円増額。予算総額を1,709億3,500万円としていた。
同省では、住宅省エネ2023キャンペーンとして実施している先進的窓リノベ事業および給湯省エネ事業の交付申請については、予算が上限に達するまでは受付を継続している。