不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/10/26

営業利益25.5%増/野村不HD24年3月1Q

 野村不動産ホールディングス(株)は26日、2024年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(2023年4月1日~9月30日)は、売上高3,683億1,800万円(前年同期比17.0%増)、営業利益613億7,200万円(同25.5%増)、事業利益614億4,600万円(同17.2%増)、経常利益546億1,500万円(同16.1%増)、四半期純利益329億5,600万円(同2.7%減)であった。

 住宅部門は、住宅分譲事業において粗利益率が26.6%と向上したほか、収益不動産事業において物件売却収入が増加。通期の計上予定戸数4,500戸に対し1,994戸(同64戸減)を計上し、売上高1,658億7,600万円(同17.5%増)、事業利益209億9,200万円(同64.7%増)の増収増益に。当四半期末における契約済み未計上残高は、3,413戸(同524戸減)。
 都市開発部門は、収益不動産事業において物件売却粗利益が増加し、売上高1,264億200万円(同23.2%増)、事業利益288億7,300万円(同10.5%増)。
 仲介・CRE部門は、売買仲介件数5,085件(同29件増)、取扱高6,157億700万円(同15.7%増)となり、売上高241億9,700万円(同1.9%増)、事業利益69億3,100万円(同8.0%減)。
 海外部門は、住宅分譲事業において主にタイにおける計上が進捗した一方で、ベトナムにおける計上が前期比で減少し、売上高21億9,500万円(同18.2%増)、事業損失4億400万円(同:事業利益28億400万円)の増収減益に。資産運用部門は売上高73億3,900万円(同7.5%増)、事業利益45億9,800万円(同9.3%増)。

 通期は売上高7,500億円、営業利益1,030億円、事業利益1,090億円、経常利益940億円、当期純利益650億円を見込む。

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CRE

Corporate Real Estate の略で、「企業不動産」をいう。企業は、事業のために事務所、店舗、工場、福利厚生施設など各種の不動産を所有・賃貸借しているが、それらすべての不動産がCREである。

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