(独)住宅金融支援機構は27日、2023年10~12月のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を公開した。
同期間の付保申請戸数は441戸(前年同期比6.6%減)、付保実績戸数は352戸(同12.7%減)、付保実績金額は52億3,000万円(同16.2%減)となった。期末の取り扱い金融機関数は88(同4.8%増)。
申込者の平均年齢は68.7歳、年収は381万円。年金受給者が全体の50.8%を占めて最も多く、次いで会社員(22.9%)、個人経営(7.5%)と続いた。資金使途は注文住宅が32.0%で最も多く、以下借り換え(22.0%)、新築マンション(18.1%)と続いた。
資金計画は、所要額の平均が3,137万円、融資額が1,679万円、毎月の支払額が4万円。利用タイプはノンリコース型が99.8%。