国土交通省は29日、2024年1月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は5万8,849戸(前年同月比7.5%減)と、8ヵ月連続の減少。新設住宅着工床面積は449万1,000平方メートル(同11.5%減)となり、12ヵ月連続で減少した。季節調整済み年率換算値は80万2,000戸(前月比1.5%減)だった。
利用関係別では、持家が1万4,805戸(前年同月比11.0%減)となり、26ヵ月連続で前年同月を下回った。貸家は2万4,681戸(同2.7%増)で6ヵ月ぶりに増加した。分譲は1万9,039戸(同16.1%減)で再び減少した。このうちマンションは9,020戸(同24.8%減)と再び減少、一戸建住宅は9,867戸(同6.7%減)と、15ヵ月連続での減少となった。
三大都市圏別では、首都圏が総戸数2万3,319戸(同5.6%減)。内訳は持ち家3,512戸(同4.0%減)、貸家1万601戸(同8.8%増)、分譲9,139戸(同18.4%減)。中部圏は総戸数7,328戸(同2.1%増)、持ち家2,461戸(同5.8%減)、貸家2,492戸(同7.1%増)、分譲2,362戸(同6.2%増)。近畿圏は総戸数9,109戸(同19.0%減)。持家2,016戸(同6.0%減)、貸家4,168戸(同12.9%減)、分譲2,903戸(同32.2%減)だった。