(公財)東日本不動産流通機構は18日、2024年4~6月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
首都圏中古(既存)マンション成約件数は9,355件(前年同期比6.3%増)と、4四半期連続で前年同期を上回った。地域別では、東京都5,166件(同9.6%増)、埼玉県1,023件(同8.5%増)、千葉県1,084件(同3.2%増)、神奈川県2,082件(同0.7%減)。新規登録件数は4万7,835件(同3.2%減)だった。
1平方メートル当たりの平均成約単価は77万5,000円(同8.9%上昇)で、16四半期連続で上昇。すべての地域が前年同期比を上回った。平均成約価格は4,940万円(同8.4%上昇)と、12年10~12月期から47四半期連続で上昇している。
既存戸建ての成約件数は3,621件(同9.1%増)と、2四半期連続で前年同期を上回った。平均成約価格は3,976万円(同5.3%上昇)となり、16四半期連続で前年同期を上回った。