
中央日本土地建物(株)と京阪ホールディングス(株)は5日、両社と(株)みずほ銀行が共同で推進している「淀屋橋駅東地区都市再生事業」(大阪市中央区)の施設名称を「淀屋橋ステーションワン」に決定したと発表した。
中央日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と、京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で一体的に建て替え、エリア最高となる高さ約150mのランドマークビルを開発するもの。敷地面積約3,940平方メートル。オフィス・商業等で構成する複合施設で、延床面積約7万2,850平方メートル。鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)地上31階地下3階建て。
施設名称は、ワークとライフが一つ(ONE)につながる場所であってほしいという想いを込めたもの。エリアナンバーワンの高さと、施設が直結する京阪「淀屋橋」駅の駅ナンバリング(KH01)にもちなんでいる。
施設10・11階には、中央日本土地建物が運営するオープンイノベーションオフィス「SENQ淀屋橋」のほか、ワーカーラウンジやカンファレンスなど、入居テナントが利用できる共用施設を設置。テナントとSENQ会員との協業やワーカーやテナント同士のオープンイノベーションの場とする。
また、地下1階で接続する「淀屋橋」駅の地下通路も一体的にリニューアルし、駅コンコースや周辺地区の歩行環境の改善も図っていく計画。竣工は2025年5月、開業は同年夏頃の見込み。
