(株)東京カンテイは6日、2025年1月の主要都市圏別・中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は、4,135万円(前月比2.0%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は6,533万円(同4.4%上昇)と連続で上昇。神奈川県は4,529万円(同2.7%上昇)と6ヵ月連続の上昇となった。千葉県は2,890万円(同1.8%上昇)と反転上昇。埼玉県は2,893万円(同1.8%上昇)と連続で上昇した。全都県で上昇し、築年数は小幅に進んだものの上昇率が拡大した。
近畿圏の平均価格は、2,971万円(同2.6%上昇)と3ヵ月連続で上昇。府県別では、大阪府が3,369万円(同9.3%上昇)と大きく上昇に転じ、14年4月の集計開始以来最も高い価格となった。京都府は3,954万円(同5.7%上昇)と上昇し、4,000万円台に迫る水準に。兵庫県も、2,907万円(同1.0%上昇)と連続上昇している。
中部圏の平均価格は、2,648万円(同3.0%上昇)と3ヵ月ぶりの上昇。愛知県も3,117万円(同3.1%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。
宮城県は2,825万円(同7.5%上昇)と大きく上昇。福岡県は2,587万円(同9.4上昇)と、大きく下落した前月から持ち直した。