不動産ニュース / 団体・グループ

2017/1/12

住宅買い時感、3年ぶりに増加/全宅連調査

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は12日、9月23日の「不動産の日」に合わせて実施した「不動産の日アンケート調査」結果を発表した。日本在住の20歳以上の男女を対象に、2016年9月11日から10月31日の期間、インターネット調査したもので、1万4,011件の回答を得た。

 調査時点での不動産の買い時感については、買い時だと「思う」24.9%(前年比9.7ポイント上昇)と大幅に上昇。「思わない」は22.3%(同1.0ポイント低下)、「分からない」は52.8%(同8.7ポイント低下)に。どの年代でも「思う」の回答が大幅に増加し、全体的に買い時感が増していることが分かった。

 買い時と考える理由については、「住宅ローン減税など税制優遇が実施されている」が38.7%でトップに。「住宅ローン金利が上昇しそう、低金利」が29.7%でそれに続いた。
 買い時だと思わない理由の1位は、「自分の収入が不安定・減少している」(40.6%)。

 持ち家か賃貸かの問いでは、現在の居住形態にかかわらず「持ち家派」が85.3%と圧倒的多数を占めた。その理由は、「家賃を支払い続けることが無駄」が63.3%で最多回答に。「賃貸派」では、「住宅ローンに縛られたくない」が58.7%でトップ。

 瑕疵保険とインスペクションの認知について聞いたところ、「聞いたことがない」との回答が瑕疵保険で54.1%、インスペクションでは72.6%にのぼり、まだまだ認知が進んでいない状況が明らかとなった。

 不動産会社に期待することについては、1位「丁寧な接客対応・説明」(37.8%)、2位「契約成立に向けた交渉」(25.3%)、3位「的確なアドバイス」(21.1%)の順に。

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