不動産ニュース / 開発・分譲

2017/10/6

埼玉・所沢の駅ナカ商業店舗が決定/西武HD

2階ファッション雑貨ゾーンイメージ

 (株)西武ホールディングスは5日、子会社の西武鉄道(株)が保有し、(株)西武プロパティーズが開発を行なう「所沢駅東口駅ビル計画」(埼玉県所沢市)について、商業施設の名称とキーテナントが決定したと発表した。

 所沢エリアのさらなる発展と沿線価値向上に向け開発されているもので、総事業費は268億円。鉄骨造地上5階地下2階建て、敷地面積約3万9,400平方メートル、延床面積11万6,000平方メートル。

 名称は「Grand Emio(グランエミオ)所沢」に決定。西武鉄道沿線では16ヵ所で駅ナカ商業施設「Emio(エミオ)」ブランドを展開しているが、「グラン エミオ」ブランドでの展開は「大泉学園」駅に続き2施設目となる。

 コミュニティ型(生活圏型)商業施設をコンセプトに店舗構成を行なっており、店舗数は約120店舗。1階食品フロアには「京都八百一」「魚力」など食の専門店29店を集積。2階は改札階とつながるメインフロアで、ファッション・雑貨をはじめ、西武鉄道沿線初となるセレクトショップ「ビームス」「アーバンリサーチ」などが出店。3階はレストランゾーンに加え、カジュアルファッション「ユニクロ」を揃える。4階は所沢市のパスポートセンター・サービスコーナーが入居するなど、駅立地の利便性を活かした地域の公共サービス機能を提供する。

 第I期の開業は2018年3月上旬。その後、線路上空の商業店舗等と南側の新改札を新設する第II期の開業を20年夏頃に予定。さらに、駅西口においても広域集客型の商業施設を核とした大規模開発を20年代半ばの開業を目指して計画している。

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開発計画

狭義には開発許可の申請に当たって必要となる計画を、広義には不動産開発事業の計画をいう。不動産開発事業を行なおうとする場合には、都市計画法による開発許可を得なければならない。

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