国土交通省は27日、2017年度および18年3月の建築着工統計調査を発表した。
17年度の新設住宅着工戸数は94万6,396戸(前年度比2.8%減)と、3年ぶりの減少。新設着工床面積も7,582万9,000平方メートル(同3.7%減)と、3年ぶりの減少となった。
利用関係別では、持家が28万2,111戸(同3.3%減)、貸家が41万355戸(同4.0%減)、分譲住宅が24万8,495戸(同0.3%減)といずれも3年ぶりの減少となった。分譲住宅のうちマンションは10万8,278戸(同3.6%減)と2年連続の減少、一戸建て住宅は13万7,849戸(同2.3%増)と3年連続の増加。
3月の新設住宅着工戸数は6万9,616戸(前年同月比8.3%減)と9ヵ月連続の減少。新設住宅着工床面積も560万平方メートル(同7.2%減)と9ヵ月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は89万5,000戸(前月比3.4%減)となった。
利用関係別では、持家が2万576戸(前年同月比4.2%減)と、2ヵ月連続の減少。貸家は2万9,750戸(同12.3%減)と10ヵ月連続の減少。分譲住宅は1万9,019戸(同3.6%減)と減少。うちマンションは7,865戸(同8.0%減)と減少、一戸建て住宅は1万957戸(同0.8%減)と3ヵ月連続で減少した。