不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/7/30

竣工減り売上11%減/大京19年3月期第1Q

 (株)大京は30日、2019年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~6月30日)は、売上高575億1,700万円(前年同期比11.2%減)、営業損失18億3,500万円(前年同期:営業利益4億8,000万円)、経常損失18億6,800万円(同:経常利益18億6,800万円)、当期純損失20億900万円(同:当期純利益1億5,600万円)。マンションの竣工引き渡し戸数が前年同期より大幅に少ないことと、竣工計画が第4四半期に偏っているため。

 不動産開発事業は、マンション売上戸数が162戸(同272戸減)と大幅に減り、売上高も53億4,500万円(前年同期比64.1%減)となった。事業全体の営業収入は110億1,800万円(同36.1%減)、営業損失は19億4,700万円(同:営業損失1億2,500万円)となった。ただし、マンション既契約残高は1,704戸(前年同期比540戸増)、645億6,100万円(同56.0%増)となり、通期売上計画の62%を確保している。

 主力の不動産管理事業は、マンション管理収入は182億4,000万円(同2.0%増)。マンション修繕工事は39億8,300万円(同42.4%減)、ビル・施設管理113億9,600万円(同6.6%増)となり、事業全体の営業収益は334億100万円(同5.0%減)、営業利益9億2,700万円(同19.3%減)。マンション管理受託戸数は53万4,731戸(同3,337戸増)となった。

 通期では、売上高3,650億円、営業利益220億円、経常利益205億円、当期純利益140億円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。