不動産ニュース / 仲介・管理

2018/8/2

マンション大規模修繕を長周期化/野村不

 野村不動産(株)および野村不動産パートナーズ(株)は2日、分譲マンションにおける大規模修繕の長周期化への取り組み「アトラクティブ30」を開発したと発表した。

 「アトラクティブ30」は、新築分譲時の高耐久部材や工法の採用と、野村不動産パートナーズが提供する業界標準を超える長期保証を実現する大規模修繕サービス「re:Premium」の導入で、大規模修繕周期をこれまでの約12年から16~18年に長周期化する。30年間で提示している長期修繕計画以降も含め、長期間の負担を減らす。

 修繕積立金不足や、修繕工事実施時に修繕積立金不足分を一時金徴収や、金融機関からの借り入れで補うマンションが約20%程度存在するといった社会的課題への対応として、今後、野村不動産の分譲マンションに導入していく。

 初弾物件は、2019年8月竣工予定の「プラウド港北センター北」(横浜市都筑区、総戸数90戸)と、20年1月竣工予定の「プラウド市川マークス」(千葉県市川市、総戸数53戸)。

この記事の用語

長期修繕計画

分譲マンションの性能を維持し老朽化を防止するために、管理組合が作成する分譲マンションの長期的な修繕計画のことである。長期修繕計画は、一般的に10年から30年程度の期間を対象として、マンションの各箇所に...

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