不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/1

祐天寺駅ビルに「保育園連携型オフィス」/東急電鉄

「東急祐天寺駅ビル」外観
「KBCほいくえん祐天寺」(2階)内観

 東急電鉄(株)は9月28日、10月1日に開業する複合型施設「東急祐天寺駅ビル」を、報道陣に公開した。

 東急東横線「祐天寺」駅直結。敷地面積約936平方メートル、延床面積1,996平方メートル、鉄骨造地上6階建て。1階が商業施設、2階が保育園、3~6階はオフィスとなる。

 商業施設「etomo(エトモ)祐天寺」(1階)は、スーパーマーケットの他、ドラッグストアやATMなど、7店舗で構成。また、同施設・駅を通り抜ける自由通路も整備し、まちの回遊性を高めた。

 東急グループの子会社が運営する保育園「KBCほいくえん祐天寺」(定員48名)は、東京おもちゃ美術館とコラボレーションした木の温かみを感じる内装デザインを採用。オフィスの入居者は同保育園に優先的に子供を預けることができ、子供の様子を見守りながら仕事ができる。また、オフィスと保育園との連携・交流を深めるため、入居者のみならず園児・保護者が利用できるシェアラウンジを6階に設置。保護者のワーキングスペースとしても利用でき、子育て世代の幅広い働き方を支援する。
 オフィス部分は、約30~50平方メートルのスモールオフィス20区画で構成。都内で約40施設のシェアオフィスを運営する(株)リアルゲイトが企画・運営。1名で利用できるフリーデスクプランも設けた。さらに、屋上のルーフトップテラスはワーカーのリフレッシュスペースとして開放。園児との交流を生むイベントスペースとしても活用する予定。

6階のシェアラウンジ。入居するオフィスワーカーのみならず、園児の保護者がワーキングスペースとして利用できる
屋上のルーフトップテラス。園児の散歩コースとしても使用し、オフィスワーカーとの交流を育む場とする

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。