野村不動産(株)、(株)タカラレーベン、清水建設(株)は12日、計画を推進中の「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都江戸川区)の新築工事を着工した。
同事業は、I街区、II街区、III街区に分割した施設計画。2009年1月に江戸川区が策定した「JR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想」の実現に向け、住環境や地域の安心・安全性の向上を図り、土地の高度利用により、住宅、商業機能等を備えた複合市街地への更新を図る。
参加組合員、特定業務代行者として参画してきた3社は、I街区に地上10階建ての商業・オフィス棟(敷地面積約1,037平方メートル・延床面積約7,122平方メートル)、II街区に22階建ての住宅(同約2,905平方メートル・同約2万9,045平方メートル)、III街区に33階建ての住宅(同約5,012平方メートル・同約5万2,690平方メートル)、2街区合計約600戸を建設するほか、低層部には生活利便機能を備えた店舗や事務所等を整備していく。
竣工は、I街区が20年冬頃、II街区が22年夏頃、III街区が26年冬頃の予定。