不動産ニュース / ハウジング

2019/5/22

高齢者の健康維持に資する住宅事業等を支援

 国土交通省は22日、「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の提案募集を開始した。

 ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応し、高齢者・障害者・子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、モデル的な取り組みを行なう民間事業者を公募。先導性が認められた事業を支援する。

 応募要件は、高齢者等の居住の安定確保および健康の維持・増進に資する住まいづくり・まちづくりの推進の事業成果に関する情報を公開するものであること、など。
 対象事業は、(1)課題設定型、(2)事業者提案型、(3)事業育成型の3事業。(1)は「多様な世帯の互助を促進する地域交流拠点の整備」など5つの事業テーマを設けた。(2)は事業者が事業テーマを提案して行なう先導的な取り組みへの支援を行なう事業、(3)は(1)(2)の事業化に向けた、調査・検討を支援する事業。

 補助率は、建設工事費(建設・取得)が10分の1、改修工事費が3分の2、技術の検証費が3分の2等。募集期間は9月30日まで。詳細・申し込みは事務局ホームページ(http://100nen-sw.jp/)を参照。

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