不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/3/19

18年度の住宅ローンの新規貸出、変動金利型が最多

 国土交通省は19日、「令和元年度 民間住宅ローンの実態に関する調査」結果を公表した。2019年10~12月に、住宅ローンを供給している民間金融機関を対象に18年度の貸出状況等を調査。1,285機関の回答を得た。

 18年度の個人向け住宅ローンの新規貸出額(各年集計)は19兆1,358億円(前年度比1,517億円減)。

 新規貸出額の使途別割合は新築住宅71.4%(同2.4ポイント増)、既存住宅19.2%(同0.8ポイント増)、借り換え9.5%(同3.1ポイント減)と新築住宅・既存住宅向けが増加し、借り換えの割合は減少した。

 新規貸出額を金利タイプ別にみると、変動金利型が60.5%(同9.8ポイント増)と最も高い割合を占めた。次いで固定金利期間選択型が24.3%(同6.9ポイント減)、証券化ローン9.9%(同2.0ポイント減)となった。

 また、賃貸住宅向け新規貸出額は2兆2,932億円(同15%減)だった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

変動金利型

住宅ローンのうちで、借入れ期間中に借入れ金利が変動するものをいう。変動する場合の金利は、長期プライムレート等に一定率を上乗せしたもの(住宅ローンプライムレート)を基準として決定され、原則として年2回見直しされる。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。