不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/4/12

都心5区ビル空室率、8ヵ月連続で上昇

 三幸エステート(株)は12日、2021年3月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(1フロア面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は2.21%(前月比0.35ポイント上昇)と、8ヵ月連続で上昇。17年8月以来で2%を上回り、潜在空室率も既存ビルでの募集床増加により、14ヵ月連続で上昇。まとまった面積の募集床を中心に、後継テナントの確保に時間がかかる状況が継続している。

 1坪当たりの募集賃料は2万9,296円(同121円下落)と11ヵ月連続で下落。募集面積は57万2,209坪(同4万2,345坪増)と増加した。

 全国6大都市の空室率は、東京23区2.6%(同0.6ポイント上昇)、札幌市2.1%(同0.6ポイント上昇)、仙台市4.5%(同0.2ポイント上昇)、名古屋市2.0%(同0.2ポイント上昇)、大阪市2.4%(同0.1ポイント上昇)、福岡市2.0%(同0.1ポイント下降)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。