不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/4/27

既存マンション価格天気図、全国的には上昇が継続

 (株)東京カンテイは27日、2021年3月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」が28地域(前月20地域)に増加し、8ヵ月連続で最多となった。「雨」は3地域(同2地域)に増加。「曇」は4地域(同9地域)、「小雨」は7地域(同4地域)、「薄日」は5地域(同12地域)と変動した。天候が改善したのは12地域(同17地域)、横ばいが27地域(同25地域)、悪化は8地域(同5地域)となった。

 三大都市圏では価格が上昇傾向で、首都圏1都3県、近畿圏2府4県はすべて「晴」。地方中枢4都市においても強含みの傾向が見られた。東北や北関東、九州の一部では天候悪化がみられるものの、全国的には上昇傾向が続いている。

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