不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/1/26

近畿圏既存マンション、成約件数は2四半期ぶりに増加

 (公社)近畿圏不動産流通機構は26日、2021年10~12月期における近畿圏2府4県の不動産流通市場の動向を発表した。

 中古(既存)マンション成約件数は4,549件(前年同期比1.0%増)と、2四半期ぶりに増加。10~12月期としては、1990年の機構発足以来最多となった。新規登録件数は1万5,056件(同0.5%増)で、6四半期ぶりに増加している。成約価格は2,560万円(同7.4%増)と、6四半期連続で上昇。新規登録価格は2,572万円(同3.1%増)と、16四半期連続で前年同期を上回った。
 成約・新規登録価格ともに上昇基調にある中、成約・新規登録件数が増加に転じており、取引は堅調な動きがみられる。

 既存戸建住宅は、成約件数3,294件(同0.4%減)とほぼ横ばいも、2四半期連続で減少。新規登録件数も1万2,138件(同0.1%減)とほぼ横ばいながら、7四半期連続の減少となった。成約価格は2,004万円(同5.0%増)と、5四半期連続で上昇。新規登録価格も2,620万円(同2.3%増)と、24四半期連続で上昇した。

 同機構では、「成約件数は既存マンション・戸建てとも横ばいだが、新規登録件数の減少に歯止めがかかり、市場の売り物件不足は解消されつつある。一方、価格の上昇基調に変化はなく、高額物件を中心とした取引動向に購入需要がどこまで追随できるか、注視すべきである」としている。

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