vol.187 もうひとつのサクセスストーリィ(その1)
「女性」「外国人」「マイノリティ」…3つのハンデを背負って卒業後もアメリカに残ってアメリカ企業で働きたい、と教授に相談しにいった本間京子さん(以下、kyoko。敬称略)。
「女性」「外国人」「マイノリティ」…3つのハンデを背負って卒業後もアメリカに残ってアメリカ企業で働きたい、と教授に相談しにいった本間京子さん(以下、kyoko。敬称略)。
アメリカの第一線で活躍する日本女性生まれた国を離れてアメリカにやってくるには人それぞれ目的がある。前回のレポートでは、政治的事情による難民や、密入国も辞さず仕事を求めて必死にやってくる移民をとりあげた。
早朝、裏通りには粗大ごみ等を満載したトラックが…荷台から溢れんばかりの廃品の金物を載せたぽんこつトラックが早朝の裏通りを行き交う。乗っているのは例外なくメキシコ人で、ゴミ箱の脇に捨てられた大型ゴミ、とりわけTVやコンピューターなどの金属部品が目...
古き良き時代、人々の交流の場だった縁台蚊帳(かや)と同様、現代の暮らしの中ではめったに見られなくなってしまったものに「縁台」がある。昭和の昔にあった、路地を入ると家の前に縁台が置いてあり、軒先には植木鉢が所狭しと置いてある情景だ。
道行く人たちも足を止める交流の場マリアは3世帯の入居者を抱えるアパートのオーナーである。パティオの籐椅子に腰をおろすとたくさんの花々や木々の緑が目に鮮やか、気分が寛いで空気の流れまでがゆったりと変化する。
今世紀中にシカゴは蒸し暑い気候に“熱波襲来の町シカゴ”…、まるで空想科学映画のようだが、これは近い将来現実に起きる熱波やハリケーンに対して町ぐるみで備える現実の話である。多くの科学者達の調査によると、ゆっくりと、しかし確実な温暖化が記録され、シ...
キッチンだけのつもりが、家全体のリフォームにキッチンは創造の場。おいしいものを食べる楽しみを家族や友人達と分かち合う喜びが生まれる場所でもある。
全米初、未来の都市はどうあるべきかを提案ダニエル・バーナムは、シカゴの総合都市開発プランナーとしてひときわ名高い。1909年に出版された「バーナムプラン」* は、未来の都市はどうあるべきかを追求した全米で最初の都市開発の提案書。
家の価値は「立地」で評価される不動産ビジネスにおいて何が最も大切な要素か?と不動産エージェントに聞けば、1にロケーション、2にロケーション、3にロケーション、と答えるそうで、3回も重複して強調されるほど “ロケーション” というのは重要、と言わ...