不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/3/12

都心5区ビル空室率、21ヵ月連続で1%を下回る

 三幸エステート(株)は12日、2020年2月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は0.50%(前月比0.02ポイント上昇)と、21ヵ月連続で1%を下回り、過去最低水準での小幅な動きが続いた。需要は旺盛で、品薄感は引き続き強い状況。現空面積は3万4,970坪(同1,388坪増)と3ヵ月連続の3万坪台となった。

 1坪当たりの募集賃料は3万2,038円(同305円増)と、7ヵ月連続の上昇。募集面積は28万2,503坪(同2,688坪減)だった。

 全国6大都市の空室率は、東京23区が0.7%(同変動なし)、札幌市0.9%(同0.2ポイント下落)、仙台市3.8%(同0.1ポイント下落)、名古屋市1.1%(同変動なし)、大阪市1.2%(同変動なし)、福岡市1.1%(同0.1ポイント下落)となった。

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賃料

賃貸借契約によって賃借人が支払う対価をいう。特約がない限り後払いである。また、地代・家賃については、事情変更による増減請求権が認められている。 なお、借主が実質的に負担するのは、賃料に保証金、預かり金等の運用益を加えた額(実質賃料)である。また、共益費など賃料以外の負担を求められることも多い。

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