(株)東京カンテイは28日、2022年1月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。
同月は「晴」が23地域(前月24地域)、「雨」は2地域(同3地域)にそれぞれ減少した。「曇」は6地域(同6地域)、「小雨」は6地域(同5地域)、「薄日」は10地域(同9地域)となった。
天候が改善したのは7地域(同5地域)に増加し、横ばいは33地域(同38地域)、悪化は7地域(同4地域)。三大都市圏では安定傾向が続いているものの、近畿圏の一部などで弱含む動きも見られた。その他の地方圏についてもおおむね安定傾向となっている。