不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/28

大宮駅西口で商業・オフィス・住宅の大規模複合再開発

完成予想イメージ

 東京建物(株)と中央日本土地建物(株)、大和ハウス工業(株)は28日、参加組合員予定者として推進してきた「大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業」(さいたま市大宮区)において、さいたま市の認可を受け、市街地再開発組合を設立したと発表した。

 計画地は、数多くの再開発が予定されている関東最大級のターミナル駅「大宮」駅西口より徒歩5分圏内に位置。敷地面積約9,500平方メートル、延床面積約8万5,100平方メートル、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上27階地下2階建ての商業・オフィス・共同住宅の複合施設を開発する。

 道路拡幅や五差路の交差点解消によって交通環境を改善し、歩道と歩道状空地を整備することで、良好な歩行空間を形成。地域の防災性向上に寄与すべく、建物の不燃化、耐震化により、災害時に周辺住民が利用できる施設も計画する。イベントが開催できる緑豊かな空間等も整備。

 今後は、2023年頃に権利変換計画認可、24年頃に着工、27年頃に竣工する予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。