vol.25 ユダヤ人と不動産ビジネス(2)
お互いを支えてきた、強い同胞愛と寄付の習慣1900年前後に身ひとつでヨーロッパやロシアからアメリカに逃れてきたユダヤ人達は、同胞同士助け合わねば生き延びれなかった。彼らの多くは服の繕いなど元手なしにできる商売や、くず鉄収集などをして生計を立て、...
お互いを支えてきた、強い同胞愛と寄付の習慣1900年前後に身ひとつでヨーロッパやロシアからアメリカに逃れてきたユダヤ人達は、同胞同士助け合わねば生き延びれなかった。彼らの多くは服の繕いなど元手なしにできる商売や、くず鉄収集などをして生計を立て、...
宗教はアメリカでは重要な社会要因もうすぐクリスマスがやってくる。アメリカに来た当時、多くの友人達に「メリークリスマス!」と言ったり、クリスマスカードを送ったりしたものだ。
ホリディシーズン、今年は特に厳しい不動産市場シカゴの秋は木々の紅葉が美しい。しかし葉が舞い落ち、刻々と夕暮れが早くなり、帽子や手袋なしでは出歩けなくなって、否応なく厳しい冬の訪れを知らされる。
1週間10万円の「アート集中講座」はいつも満員アンダーソンランチ・アートセンターは絵画、彫刻、陶芸、金工、木工、写真などの夏期集中講座で有名である。全米から集まってくる人々は、ここで好みのアートのコースをとり、朝から晩まで芸術制作にいそしむ。
お金持ちが集まるリゾート地、アスペン8月から9月初めにかけて仕事でコロラド州アスペンに行ってきた。アスペンは全米とびきりの高級リゾート地。
低所得者の場合は?これまで4回にわたってレポートしてきたシニアの住まいは、基本的には、自分の身の回りのことは自分でできる健常者の住まいであり、好みの住まいを購入できる程度に経済的に余裕がある人々の住まいの状況であった。では、充分な収入がないシニ...
住み慣れた町で、仕事も継続するシニア陽射しが明るく、冬でも暖かいアリゾナやフロリダは、これまでシニアに人気の土地であったが、最近は様相の変化が見られる。現在の「シニア」といわれる55歳~69歳の世代には、パートタイムも含め仕事を続ける人が多いと...
余生を楽しむ「リタイアメントコミュニティ」のシニア達「シニア」と一口に言っても従来のイメージでは簡単にとらえ難いようだ。これまで開発事業者は、シニアが引退後、静かな生活をおくれるような住宅地を「リタイアメントコミュニティ」と名付け、供給してきた。
団塊の世代は、不動産マーケットに有利?不利?アメリカ社会の平均年齢は1970年には27.9歳であったが、34年後の現在は35.5歳だそうである(ウォールストリートジャーナル紙/パトリック・バータ氏)。高齢化する社会に対してバータ氏は「不動産マー...
暮らし方も健康状態も「多様」なシニア何歳からが「シニア」なのだろうか?自分でシニアと認めるより、むしろ社会や他人により「シニア」と認定される場合が多いようだ。組織によってシニアと認める年齢はまちまちである。