不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/2/28

リバースモーゲージ、累計付保実績が100億円超

 (独)住宅金融支援機構は28日、2019年10~12月分の「リ・バース60」の利用実績を公表した。

 同商品は、60歳以上を対象にした住宅融資保険付きのリバースモーゲージ型住宅ローン。期中の付保申請戸数は258戸(前年同期比73.2%増)、付保実績戸数は151戸(同125.4%増)、付保実績金額は19億4,000万円(同120.5%増)。取扱金融機関は59機関(同10機関増)となった。

 申込者の平均像は、年齢70歳・年収356万円。年金受給者が約60%を占める。使途は「戸建て新築」が32.2%で最多。以下、「戸建てリフォーム」20.9%、「新築マンション購入」20.6%と続いた。平均資金計画は、所要額2,799万円、融資額1,602万円、毎月返済額3万3,000円。利用タイプは96.5%がノンリコース型だった。

 なお、同ローンの付保実績金額は、11月で100億円を突破。12月末時点では113億円となった。

この記事の用語

リバースモーゲージ

持家を担保に生活資金を融資し、所有者の死亡もしくは契約終了時に一括返済する仕組みをいう。 時間の経過とともに融資残高が増加していき、最終的に一括して返済されることが特徴である。

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