“暮らしが楽しくなる” 団地に再生
「二宮団地」(神奈川県中郡)は、昭和40年代に、神奈川県住宅供給公社(以下、公社)が72haの里山に開発した一戸建てと中層住宅のニュータウン。高度成長時代で住宅不足の当時、同団地はサラリーマン世帯憧れの新興住宅地だった。
「二宮団地」(神奈川県中郡)は、昭和40年代に、神奈川県住宅供給公社(以下、公社)が72haの里山に開発した一戸建てと中層住宅のニュータウン。高度成長時代で住宅不足の当時、同団地はサラリーマン世帯憧れの新興住宅地だった。
今や社会的問題にまでなっている「空き家・空き地問題」。2015年施行された「空き家対策特別措置法(空き家特措法)」を機に特定空き家の除却や「空き家バンク」による空き家流通などが全国で進んでいるものの、社会的問題を抱える空き家数は340万戸ともい...
現在、住宅ストック数約6,060万戸に対し、空き家の数は約820万戸といわれ、空き家の増加は社会問題となっている。空き家と聞くと、一戸建てが頭に浮かびがちだが、昨今は団地の空き家増も深刻化しつつあるという。
空き店舗が増加し次第に寂れていく商店街。建築設計、不動産業を営む(株)ビルススタジオ(栃木県宇都宮市)代表取締役の塩田大成氏は、こうした商店街の一つだった栃木県・宇都宮市の「もみじ通り」商店街を復活させたことで知られる。
今春、日本初の分譲マンションといわれる築63年の「宮益坂ビルディング」(東京都渋谷区)の建て替え工事が着工する。工事を受注したのは旭化成不動産レジデンス(株)。
地方都市において、中心市街地等にある遊休不動産や空き家の活用は深刻な課題。一方で人口減少や高齢化が進む中、若年人口の流入や定着も大きなテーマだ。
2015年11月28日と29日の2日間、渋谷ヒカリエホールで、第1回目となる「まちてん~地域の未来をデザインする~」が開催された。全国各地の革新的なまちづくりの取り組みを東京・渋谷から発信するイベントで、会場には、20~30歳代の男女を中心に幅...