「里山」のあるマンション
分譲マンションは、都心部の駅前など余程の好立地でない限り、「建てれば売れる」という時代は終わりつつある。そこで不動産各社が力を入れるのが「付加価値」付けだ。
分譲マンションは、都心部の駅前など余程の好立地でない限り、「建てれば売れる」という時代は終わりつつある。そこで不動産各社が力を入れるのが「付加価値」付けだ。
マンションは、その歴史の中で「居住者のライフスタイル変化」と常に戦い続けてきた。床面積や部屋数に限りがあるマンションは、コストをかけず間取りを抜本的に変えることは難しい。
昨年、開業10周年を迎えた「東京スカイツリータウン」(東京都墨田区)。東武鉄道が主導した一連の開発によって、もともと広大な貨物ヤード跡地が広がっていた押上エリアは、ピーク時年間3,000万人を集める一大観光地へと生まれ変わった。
親から受け継いだ不動産をどうするか、という問題は、時には受け継ぐものを大いに悩ませる。世田谷区在住のE氏は、自分のため、子供たちのため、そして地域のために、賃貸住宅への建て替えを選択した。
SDGsの目標にも「ジェンダー平等」が掲げられているように、LGBTs(性的マイノリティ―)の人達が差別なく生活できる社会の実現が求められている。しかし、LGBTsの人達と「住まい」の関係は、法的な問題等の障害もあり、決して良好ではない。
「東京2020」で来日した外国人が、一様に感動するのが「トイレ」だという。なるほど、わが国のトイレの高機能には舌を巻くし、衛生面でも世界トップクラスだ。
マンションディベロッパーや住宅メーカーにとって、製品開発の重要な視点となるのが「バリューエンジニアリング(VE=価値工学、製品やサービスの価値を「機能」と「コスト」との関係で捉え、価値を高める手法)」だ。地価や建築費が高騰する中、ユーザーにとっ...
政府が掲げる「働き方改革」はさまざまな商品・サービスに変革をもたらしてきたが、分譲マンションもその例外ではなくなりつつある。入居者サービスの一環である「共用施設」といえば、集会室やゲストルーム、カフェスペースあたりが定番だが、ここにきて「ワーク...
既存ストックの再生術としてすっかり市民権を得たリノベーションやコンバージョンだが、残念なことに耐震性や抜本的な商品性には手を入れず、「外見」だけの化粧直しで誤魔化している物件も中にはある。そうした中、外観だけでなく、躯体の延命措置をはじめ建物の...
東京都中野区で「江古田の杜プロジェクト」(江古田三丁目地区)が進行している。(独)都市再生機構(UR都市機構)、積水ハウス(株)、(医)健貢会総合東京病院の3者が行なっているまちづくりプロジェクトだ。